[おすすめ クラシック音楽 ]ショパン ピアノ協奏曲第1番
ショパンが20歳の時、当時住んでいたポーランドのワルシャワは独立に向けた民衆蜂起が起こる直前でした。混乱を抜け出そうと祖国を離れることを決心したショパンは家族と最後の休暇を過ごした後、1830年10月11日にポーランドで最後の演奏会を開きました。まさにその席で'ピアノ協奏曲第1番ホ短調’を初演しました。11月2日ショパンは「死ぬために旅立つようなものだ」という雰囲気を残し、ポーランドの地に永遠の別れを告げています。
美しさに対する新次元を見せてくれたショパンのピアノ協奏曲は、実はピアノとオーケストラ間の均衡の不釣り合いが短所であると指摘を受けて来ました。ショパン自らもオーケストラ伴奏無しのソロパートだけよく演奏していたのを見ると、彼がオーケストラの部分をそれほど重要視していなかったことが伺えます。しかし、ショパンが力を入れて作ったピアノソロパートが与えてくれる感動があまりにも大きいためか、今聞こえてくるこの曲からは未熟な管弦楽法はそれほど気にならないような気がします。
ポリーニのピアノ協奏曲でこの美しい協奏曲にしばし浸ってみるのはいかがでしょうか?
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