［名曲 クラシック音楽 ］リスト 「愛の夢」
エフゲニー・キーシンについて簡単に説明すると、
ロシア、イギリス、イスラエルの国籍を持つピアニストでです。モスクワでユダヤ系の家系に生まれ、わずか2歳でピアノを学び始めました。のちグネーシン音楽学校に進んで、アンナ・パヴロフナ＝カントルに今日まで師事しています。10歳でモーツァルトのピアノ協奏曲第20番（K.466）を弾いてデビュー、11歳で初リサイタルを開くなど、幼い頃から神童ぶりを発揮しました。12歳の時、ドミトリー・キタエンコの指揮するモスクワ・フィルハーモニー管弦楽団で弾いたショパンのピアノ協奏曲が発売され、世界中の注目を浴びました。以来、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団、アバド、カラヤン、小澤など多くの著名オーケストラ、指揮者と共演。コンクール入賞歴こそほとんどないが、国際的ピアニストとして世界各地で演奏、さらに録音活動を積極的に続けています。近年は自作の発表を行っていないようだが、少年時代にはピアノ小品を作曲・演奏・録音していました。ソ連時代には、世界各地の民謡をリサイタル後のアンコール・ピースとして編曲したこともあり、日本の文部省唱歌を編曲したものは、まとめてアルバムも作ったが現在は入手が困難となっています。
愛の夢。この言葉に接する一人一人が全く違うイメージを思い浮かべると思います。果たして、作曲家リストはこの主観的な言葉を音楽でどう表現したのでしょうか。
なんとも甘い旋律が聴こえてきませんか？リストは技巧的なピアノ演奏のための曲を書いてきた事で知られていますがこの作品はどこか違うような気がします。寧ろ、自身が個人的に経験し感じた率直な愛についての告白が聴こえてきます。皆さんが考える愛はいかがですか？甘く美しい愛でしょうか。或いはうちに秘められた内密的なものでしょうか。
リストの愛の夢は、どんな愛もこの曲くらい美しいのだと言っているようですね。
リストが聴かせてくれる、美しく甘い隠密な愛の物語をお聴きください！
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