[名曲 クラシック音楽 ]メンデルスゾーン 「無言歌集」より’春の歌’
ヴァルター・ギーゼキング演奏するメンデルスゾーンの「無言歌集」より’春の歌’です!
無言歌という言葉ほど自己否定的な言葉はないような気がします。歌詞の無い歌はそれ自体で歌の持つアイデンティティが失われてしまうからです。歌詞が無い歌を、どうやって歌えばいいのか。考えてみたことはありますか?メンデルスゾーンの無言歌はそういった意味で歌が持つ歌詞の限界を超えた偉大な作品だと言えます。暫くの間、目を閉じてメンデルスゾーンの無言歌をお聴きください。初めは追って歌える歌のようなピアノの旋律が聴こえてくるはずです。これもまた、素晴らしい部分ですがこれが全てではありません。
もう少し集中してこの歌を聴いてみましょう。この音楽を通して皆さんが想像し、思い浮かべられる多数の考えが各自頭の中に浮かぶことでしょう。これが正に歌詞の無い歌、無言歌が持つ偉大さだと言います。既にこの音楽は鑑賞する各自の頭の中で数万の歌詞を持つ歌に生まれ変わっている事でしょう!今この無言歌をお聴きいただいている皆さんはどんな考えをお持ちでしょうか。何を思い浮かべても、どんな感情が生まれても、それを大事にしてください。
それが皆さんが作り出した世界に一つだけの無限歌の歌詞だからです!
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