[おすすめ クラシック鑑賞]ショパン ノクターン
ノクターンは別名’夜想曲’とも言いますよね。イタリア語ではノットゥルノといい、ノットゥルノはセレナードと同様の器楽合奏という意味でも使います。ノクターンを一番最初に作曲した人はアイルランドのピアニストであり作曲家のジョン・フィールドであると言われており、彼の20曲にも及ぶノクターンはショパンに多くの影響を与えたと言います。そしてショパンにより精巧で洗練されたピアノ曲と完成されて行きました。分散和音の伴奏に乗ってゆったりとした速度で夢を見るように右手の旋律が流れる形がショパンのノクターンの最も定型化されたスタイルと言えます。
ノクターンについてもう少しお話しすると、ジョン・フィールドやショパンのピアノ独奏曲以外にもボロディンの’弦楽四重奏曲第2番’、メンデルスゾーンの’夏の夜の夢’の管弦楽曲などがあります。また、ドビュッシーは女性の合唱を併せた管弦による第3楽章にも及ぶ「ノクチュルヌ」を作曲し、ノクターンという名前に新たな意味を付けるなどショパン以降にもノクターンと言う名前を活用した多様な音楽的試みが行われてきたと言います。これよりお聴きいただく曲は、ショパンを最もよく解釈した演奏家として知られるルービンシュタインによる演奏です。 クラシックの中でも最も多くの人々から愛されるルービンシュタインの’夜想曲’、をお聴きください。
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