[おすすめ クラシック音楽 ]フォーレ ’夢のあとに’

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アントニオ・ヤニグロのチェロで演奏するフォーレの’夢のあとに’です!
ガブリエル・ユルバン・フォーレはフランスの作曲家です。フォーレ研究家として知られるジャン=ミシェル・ネクトゥーは、著書『ガブリエル・フォーレ』のなかで同時代の文学者マルセル・プルーストフォーレの音楽に魅了されていたとし、プルーストフォーレをともにアール・ヌーヴォーに属する芸術家として位置づけた上で、「そのまがりくねり互いに絡み合った長いフレーズと常時現れる花にまつわる主題は、まさに1900年の芸術を象徴するものである。」と述べました。一般に、アール・ヌーヴォーは19世紀末から20世紀初頭の装飾美術・デザインに適用される様式概念であり、ネクトゥーの説はこれを文学、音楽に敷衍させたものといえます。この指摘は、アール・ヌーヴォーのもつ装飾性や、コントラストでなく曲線重視といった表現性を、フォーレの音楽性と通じるものとしてみていました。この観点からは、フォーレの別の側面が見えてくることも事実です。装飾的な音型がメロディーに同化している点で、今お聴き頂いている初期の歌曲『夢のあとに』がまず挙げられます。さらに、「舟歌」をはじめとして、アルペジオへのフォーレの傾斜は、晩年まで見られる特徴です。
 

ヤニグロが演奏するチェロはまるで人が歌を歌うような流麗な演奏を聴かせてくれます。イタリア人は皆が歌手であるという話があります。なんとなく些細な冗談のようなこの話は、歌うように流れる旋律的な言語とアクセントを持つイタリア語の特性を基盤にしてできた話のようです。

イタリア人であるヤニグロ(勿論、声楽家ではありませんが。)が演奏するチェロの旋律からもやはりイタリア人の豊富な言語的特徴が埋め込まれた音楽が流れ出ているような気がします。音楽は言葉よりも更に多くの事を伝えてくれます。ヤニグロのイタリア人的演奏は歌詞のある歌以上の何かを私たちに伝えてくるように思えます。歌詞の無い歌のようなヤニグロのチェロの旋律から歌詞以上に多くの事を感じてみてください。 

 
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