[おすすめ クラシック鑑賞]モーツァルト クラリネット協奏曲

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クラリネット奏者Martin Fröstが演奏するモーツァルトクラリネット協奏曲第2楽章です!

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モーツァルトクラリネット協奏曲は、モーツァルトが協奏曲のジャンルで残した最後の作品であり、クラリネットのための唯一の協奏曲です。自筆譜は消失しているが、モーツァルトによる作品目録への書き込みから、1791年9月28日から11月15日の間に親しい友人でフリーメイソンの一員でもあったアントン・シュタードラーのために作曲されたことが分かっています
シュタードラーは当時ウィーン宮廷楽団に仕えていたクラリネットとバセットホルンの名手で、この曲とクラリネット五重奏曲K.581は彼に刺激されてモーツァルトが筆を執ったものでした。なお、カール・マリア・フォン・ウェーバーヨハネス・ブラームスクラリネット作品も、同様に特定の奏者に触発されて作曲されています。
この作品の第1楽章は、1787年に同じくシュタードラーのために作曲されたとされるG管バセットホルンのための協奏曲に手直しを加えたもので、上記の9月から11月の間に全体をイ長調に移し、ファゴットを加えて1楽章の編曲を終え、2,3楽章を新たに書き加えて1つの協奏曲として完成させたものと考えられています。

 

今回のこの曲を理解するためには、私たちが聴き慣れているロマン協奏曲と古典派協奏曲について区分する必要があります。ロマン協奏曲が独奏楽器の技巧化されたテクニックを見せてくれ、これを基にしたオーケストラ全体との対立を表現するものなら、モーツァルト時代、つまり古典派協奏曲はオーケストラとソロ楽器の調和と均衡を表現しています。Martin Fröstの演奏はそんな古典派の美を効果的によく表現している演奏と言えますよね! 

 

他の演奏者によるクラリネット協奏曲、気になりますよね?

下記リンクよりレオポルト・ウラッハが演奏するモーツァルトクラリネット協奏曲を無料でお聴きください♪

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